今回の暴落を受けて、私もそうですが、「買い増ししました!」という方が多くいます。
暴落時には20%、30%引き等安く仕込めるので合理的に見えます。
中にはずーっとキャッシュを貯めていて、暴落の時だけに出動する戦略の方もいるかもしれません。
一瞬「暴落で買うのは、当たれば破壊力は凄いなぁ」と思いましたが、チャートを眺めていて、果たしてそうなのか?と疑問を持ちました。
例えばダウのチャートを見てみます。
確かに今回の暴落は滝のように落ちてます。
ここで買えば!!と思いますが、良くみてください。
現時点で安く買ったとしても、前回の暴落である2018年末の暴落よりも高いんですよね。
そうすると、2018年末から一年ちょっと待っていざ出動しても前回暴落より高いことになってしまいます。
あれ、あんまり意味ないんちゃう?
だったら常フルインベストメントしてた方がいいのでは?
銘柄にも寄りますが配当金ももらえますし。
アメリカは右肩上がりで成長してきました。
暴落はなかなか来ません。
ですから、いつ来るか分からない暴落を待って現金を貯めていても複利が働かないので機会損失が半端ないです。
いざ暴落が来たと思っても、チャートを見たらかすり傷程度の暴落なのです。
短期チャートで見たらめちゃくちゃバーゲンセールだと思っても長期チャートで見れば前回の大暴落より全然割高や!なんてことになるのです。
リーマンショック直後7000ドルに投資を始めて、よし、次の暴落を待とうと思ったら全然来ずに2018年末まで23000ドルまで上がってしまうわけですw
3倍以上上がってます。機会損失乙。
暴落はいつ来るかわかりません。それまで機会損失すること。
暴落が来ても、長期投資してる人から見たらかすり傷程度の暴落であること。
を考えると、暴落待ちの投資法は損なのではないか、フルインベストメントこそ一番儲かるのではないでしょうか。
暴落時の憂さ晴らしのためにキャッシュを少し持って置くくらいなら良いのではないでしょうか。
あるいは刺激を求めてSPXSを買い出動するためにキャッシュを持っておく等←私の状態
というわけで、暴落はまだかまだかとヤキモキして待つのも嫌なので、フルインベストメントがいいのかもしれませんね。