ソフトバンクグループは投資会社です。
バフェット率いるバークシャーも投資会社ですが、バークシャーのAI特化型だと考えれば理解しやすいですね。
ソフトバンクグループはケータイ会社ではありません、お父さん犬が出てるのが、ケータイ会社のソフトバンク株式会社です。
ソフトバンクグループがソフトバンク株式会社の株を持ってるので、ソフトバンクグループがソフトバンク株式会社の親会社のイメージです。
私には厳密な意味での親会社、子会社の定義はわからないので、あくまでもイメージで話します。
米政府からスプリントとTモバイルの合併が承認されましたが、スプリントもソフトバンクグループが株を持ってます。
3兆円払って買収した、半導体の設計図を作っているアームも有名ですね。
Yahoo! JAPAN、アリババの株も持ってます。
そして投資会社としての性格を決定付けるのがソフトバンクビジョンファンドです。
最近二号が発表されましたね。
ビジョンファンドは大量の資金を、これから伸びそうなAI関連のスタートアップ企業に投資していきます。
一号ファンドの資金は約10兆円でした。
10兆円て考えられない大金です。
世界中のベンチャーキャピタルが資金をかき集めても、ビジョンファンド単体に敵わないらしいです。凄!
10兆円のうち3兆円程をソフトバンクグループが拠出して、サウジアラビアが約5兆円程を拠出してます。
契約上、ソフトバンクグループが運用者として成功報酬をもらえる仕組みになっています。
決算説明会で孫さんが説明してますが、成功報酬を含めると、これまでのビジョンファンドのでのソフトバンクグループの成績は年率62%だそうです。(まだ運用期間は2年間ですが)
ろ、ろ、62%。
すげー。
さすがに、孫さん自身も「できすぎ。これはずっと続かない」と仰ってます。
確かに60%のリターンを毎年たたき出すのは極めて難しいですが、それでも孫さんがソフトバンクを創業してから今までのIRRは44%です。
あれ、バフェットさんでさえ20%くらいじゃなかったけ?
ん~~天才投資家ですね。
一号ファンドもほぼ投資を終え、12兆円規模の二号ファンドがそろそろ始動します。
サウジとも交渉はしてるようですが、今回はまだサウジの資金は入っていません。
それでも12兆円のファンドが完成されました。(ソフトバンクグループは4兆円の出資。)
マイクロソフト、アップルなどの世界的企業も出資してます。
外部から8兆円も集めてくるなんて孫さん凄すぎる。
~続く~