私が密かに師と仰いでいるよしぞうさんの9/28の記事
に非常に感銘を受けました。
リーマンショックの時に買い向かうことはできたけど、買ったところからさらに株価は下がり、狼狽売りをしてしまった、ということをおっしゃっています。
爆益を手にするには暴落で安くなった時に買い向かって、さらに恐怖に打ち勝ちながら買った株を握り続けないといけません。
握力が試されます。
私はリーマンショック時は大学生で、投資なんて全く興味はなかったので、ニュースをみても「なんか大変そうだな~」なんて思っただけで、体験したわけではありません。
シーゲル本や、ブログを見させてもらって、優良株を暴落時に買えばいいんだ、ということは頭では理解しています。
しかしいざ自分の身に起こったらどうなるんだろう?と考えました。
数十パーセント株価が下がり、チャンス到来とばかりに買い漁るわけです。
確かにうきうきしながら買うことはできると思います。
ですが、上手く底で買えるはずもなく、必ずその後下がります。
「反発を確認した」と思っても、後から振り返って見たら「なんだ、一時的な反発で買ってしまったんかい」ということがわかるのでしょう。
結局リアルタイムでは今後上がるか下がるかなんて分かりっこないのです。
どんどん沈んでいく株価を見て、絶望して投げ売りしないか。
絶望しないためには一回で全ての資金を投入しないで、暴落時の積立投資をしないといけません。
資金があれば食らいついていけます。気持ちに余裕ができます。
武器がない状態で、やられ続けるのが一番辛いです。
どこまでも食らいついていけるように少額でこつこつと。
きっと株価の低迷は一年とか二年とかの長いスパンになるでしょうから、息の長い投資を。
こうやって事前にシミュレーションしたり、ルールを決めておかないと必ず狼狽売りすることになると思います。
よし、これでキャッシュポジションも高まったし、心の準備もできたぞ。
さあリセッション来い!